中村みずき
Nakamura Mizuki
1976年生まれ
大学の授業で水彩と出会う。
以来、カフェやギャラリーで
作品を発表。
今回は谷中初上陸です。
http://www.hanamiz.com

「透明水彩をベースに、クレヨン、ガッシュ、色鉛筆
などを使って、絵をかいています。
さまざまに重なり合い、浮かび上がるかたち。
淡い色。深い色。くぐもった色。
秋の谷中をいろどります。ぜひいらしてください」

2005.04.29(金・祝)
谷中ボッサオープン1周年記念  アコースティックライブ開催決定!
谷中ボッサオープン1周年記念  アコースティックライブ開催決定!
2006年の谷中芸工展は、連日抜けるような青天に恵まれ、秋たけなわを実感するのにふさわしいアート祭となりました。谷中ボッサには、そんな青空にぴったりの爽やかな水彩が集結しました。
作家の中村みずきさんは、屈託のない笑顔がじつにチャーミングな和み系? だから彼女のまわりには、いつもたくさんの友人たちが集い、旧交を温め、会話と微笑みの花を咲かせています。店内は朗らかで穏やかな空気に充たされます。
唐突ですが「ブラジルの水彩画」という曲をご存知でしょうか? 様々な「色」が交錯する魅力の宝庫=ブラジルを賛美する名曲中の名曲です。作家自身にも完成形が予測不可能な水彩画。タイトルには、刻一刻と変化するさま、多様性、といった意味がどうやら含まれていそうです。
では、「みずきの水彩画」はどうでしょう? 柔和な筆致で「いろ」と「かたち」が自在に移ろい、そして調和してこころを和ませてくれます。一言で表現するなら「陽だまり」。まるで彼女自身のようでもあります。でも、みずきさん曰く、「最近は原色系の作品が多い」そうですから、今回の作品でうかがえた表情は、実は彼女のほんの一面なのかもしれません。